看護師の夜勤手当の相場は?2交代1回1万1,470円が平均
公開日:2026-10-07
夜勤手当は、看護師の給料の中でも差がつきやすい部分です。自分の病院の手当が高いのか低いのか、平均の数字と比べてみましょう。
夜勤手当の平均額(1回あたり)
日本看護協会の「2025年病院看護実態調査」によると、夜勤手当の平均額は次のとおりです。
| 勤務の種類 | 1回あたりの平均 |
|---|---|
| 2交代制の夜勤 | 11,470円 |
| 3交代制の準夜勤 | 4,300円 |
| 3交代制の深夜勤 | 5,211円 |
2交代の夜勤は勤務時間が長いぶん、1回あたりの手当も高くなっています。
同じ調査では、夜勤手当の額は2010年ごろからほとんど変わっていないことも報告されています。基本給は少しずつ上がっていても、夜勤手当は据え置きの病院が多いということです。
回数で年間いくら変わるか
平均額をもとに、月の夜勤回数ごとの年間の手当を計算すると次のようになります。
| 2交代の夜勤回数 | 月あたり | 年間 |
|---|---|---|
| 月2回 | 22,940円 | 275,280円 |
| 月4回 | 45,880円 | 550,560円 |
| 月6回 | 68,820円 | 825,840円 |
| 月8回 | 91,760円 | 1,101,120円 |
月に1回夜勤が増えるだけで、年間では約13万8,000円の差になります。自分の回数で計算したいときは、夜勤手当シミュレーターを使ってください。
夜勤手当が平均より低いときは
自分の病院の夜勤手当が平均より明らかに低い場合、次の点を確認してみましょう。
- 基本給や他の手当でカバーされていないか:夜勤手当は低くても、基本給が高い病院もあります。年収全体で比べることが大切です
- 2026年度の賃上げの使い道:2026年度の診療報酬改定では、医療従事者の賃上げを支える仕組み(ベースアップ評価料)が見直され、夜勤手当の引き上げにも使えるようになったと報じられています。自分の病院がどう使うのか、確認してみる価値があります
- 夜勤の回数と体の負担のバランス:手当のために回数を増やしすぎると、体調をくずす原因にもなります
それでも年収全体で相場より低いなら、職場を変えることも選択肢です。看護師が給料を上げる方法もあわせて読んでみてください。
まとめ
- 夜勤手当の平均は、2交代1回11,470円、3交代は準夜4,300円・深夜5,211円
- 月1回の差で、年間約13.8万円変わる
- 夜勤手当だけでなく、年収全体で比べることが大切