看護師の求人比較:いまの職場と転職先の年収を計算で比べる
月給の高い求人が、年収でも高いとは限りません。いまの職場と求人の条件(基本給・手当・夜勤・賞与・残業・休日)を入れると、年額にそろえて差を出し、どこで差がついているかを見せます。
| 項目 | いま | 求人 | 差 |
|---|---|---|---|
| 年収 |
入力した内容はこの端末の中だけで計算に使い、送信・保存しません。
月給だけで比べると見落とす3つの差
1. 賞与の「◯か月分」は、何の◯か月分か
賞与が「基本給の4か月分」の職場と、「基本給+手当の4か月分」の職場では、同じ4か月でも金額が変わります。基本給が低く手当が多い求人は、月給が高く見えても賞与が少なくなることがあります。このツールでは、賞与の計算のもとを選んで年額に直します。
2. 月給に夜勤手当が入っているか
求人票の「月給」に、夜勤手当が何回分か含まれている書き方があります。その場合は、夜勤の回数が減ると月給も下がります。基本給・手当・夜勤手当に分けて入れると、条件をそろえて比べられます。
3. 休みの日数と夜勤の回数
年収が同じでも、年間休日が少ない、夜勤が多い職場では働く日数・負担が増えます。年間休日を入れると「勤務1日あたりの額」も出すので、年収と負担の両方で見られます。
求人票で確かめたい7つのこと
入力欄が埋まらないときは、次の点を求人票や面接、転職サービスの担当者に確かめましょう。
- 基本給の額:月給のうち、手当を除いた基本給はいくらか
- 手当のうちわけ:毎月必ず出る手当と、条件つきの手当(資格・役職・住宅など)の区別
- 夜勤手当:1回あたりの額と、月の夜勤回数の目安。月給に何回分含まれているか
- 賞与:年何か月分か、何をもとに計算するか、前年度の実績か
- 残業代:残業の多さと、残業代の支払い方(固定の残業代が月給に含まれていないか)
- 年間休日・有給休暇:年間休日の日数と、休みの取りやすさ
- 試用期間:試用期間の長さと、その間の給与が変わるか
条件の確認や交渉を自分でするのが難しいときは、転職サービスの担当者に聞いてもらう方法もあります。サービスの違いは看護師の転職サービスの比較に、転職以外も含めた給料の上げ方は看護師が給料を上げる方法にまとめています。
比べるときの参考になる数字
| 看護師の平均年収(全国・平均42.1歳) | 524.7万円 |
|---|---|
| ハローワーク求人の求人賃金(月額) | 266,000円 |
| 夜勤手当 1回(2交代)の平均 | 11,470円 |
| 夜勤手当 1回(3交代・準夜勤/深夜勤)の平均 | 4,300円/5,211円 |
平均年収は厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「看護師」:令和7年賃金構造基本統計調査、求人賃金は厚生労働省 job tag「看護師」:令和7年度ハローワーク求人統計データ、夜勤手当は日本看護協会「2025年病院看護実態調査」(労働政策研究・研修機構の紹介記事より)。地域や勤務先の種類によって大きく違うため、目安として見てください。平均年収のくわしい説明は看護師の平均年収、夜勤手当は看護師の夜勤手当の相場にあります。
計算の前提と注意
- 年収は「(基本給+毎月の手当+夜勤手当×回数+残業代)×12か月+賞与」で計算した、税金・社会保険料を引く前の額です。
- 通勤手当、退職金、昇給、深夜の割増賃金など、入力欄にないものは含めていません。
- 勤務1日あたりの額は、年収を(365日−年間休日)で割った目安です。夜勤の勤務時間の長さや有給休暇は考えていません。
- 求人の条件は、実際に働く条件と違うことがあります。入職前に、労働条件を書面で確かめてください。
出典
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「看護師」:令和7年賃金構造基本統計調査(平均年収・平均年齢)
- 厚生労働省 job tag「看護師」:令和7年度ハローワーク求人統計データ(求人賃金・月額)
- 日本看護協会「2025年病院看護実態調査」(労働政策研究・研修機構の紹介記事より)(夜勤1回あたりの平均手当)